■カンボジアのビール

ビールはどこでも買えるのではなく、酒屋や近代的なスーパーで扱っている。大瓶一本1米ドル位(高価)もするが、都市部のバイタクなどの運転手を中心に愛飲されている。しかし過疎地などでは、ビールは高嶺の花で、もっぱら米類から作った「醸造酒」が飲まれているそう。

カンボジア産のビールは、いづれも Sihanouk Vill にある“Cambrew社”の製品のみ。2000年前後から、同社では新しいビールが登場したが、いづれも「缶」だった。かつて「瓶」で売られていた BAYON Beer も「缶」でしかお目にかからなくなったため、「瓶」ビールは Angkor Beer のみになってしまった。

カンボジアではカンボジア産のビールの他に、シンガポール産の「アンカービール(500mlで2,500R)、タイガービール」・タイ産の「ビアチャン」・ラオス産の「ビアラオ」が普及している。

ANGKOR- Export Quality  640ml (5%)
Cambrew (Sihanouk Vill)


(新ラベル)


(旧ラベル)

評価(out of 5):★★★☆
カンボジアで最も普及しているビール。素朴な味ながら存在感あり。コクあり、色は濃いめの濁った黄色。缶ビール(350ml、1,500R前後) も普及しています。
瓶ビール:3,500R前後('98)、4,500R前後('01)





1998年12月→1米ドル=3,770リエル、1999年11月→1米ドル=3,780リエル、
2001年11月→1米ドル=3,950リエル

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