《 Kongeriket Norge 〜 Российская/Rossijskaja Federacija 》

ロシアへ(Longyaerbyen〜Barentsburg ルート)
撮影場所:Svalbard 諸島内、Spitsbergen 島 Barentsburg

(2005年8月)

ロシア側

入管等なし

北緯74〜81度。極北にあるスバールバル Svalbard 諸島で唯一、人が住むスピッツベルゲン Spitsbergen 島は、ノルウェーとロシアが支配している。スバールバル諸島の中心地は、スピッツベルゲン島の(ノルウェー領)ロングイヤービエン Longyearbyen で、北緯78度12分、東経15度40分に位置する。

炭坑の町ロングイヤービエン Longyearbyen(ノルウェー領)から、同じく炭坑の町バレンスブルグ Barentsburg(ロシア領)まで船で1時間くらい。徒歩だと3日間ほどかかる。ロシア領だがビザ不要、町の自由探索可能、通貨はロシアルーブル。ここではバウチャーなしで宿泊(Hotel Barentsburg、1970年営業開始)も出来る。

スバールバル諸島は、スヴァールバル条約により、調印国のロシア及びノルウェー国民の居住が認められている。 イヌイット(エスキモー)は居住していない。主産業は共に石炭だが、コストが合わないため、縮小している。条約により軍事基地はない。

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スピッツベルゲン島のロシア領 Barentsburg
(北緯78度04分、東経12度15分)

炭坑の町;Barentsburg の人口は約850名(女性は200名程度、学齢期の子供はいない)。1931年から採掘を行っており、(ボロいが)昔のロシアを彷彿させる諸施設は整っている。だが郵便と電話網はノルウェーが担当している。

Barentsburg の石炭層は海面下まであるが、石炭が近々枯渇するため、町は放棄されるそうだ。代わりに、ロシアが1961年に放棄した Grumantbyen(1912年に採掘開始)が復活する見込み。

※ロシアは、スピッツベルゲン島 Longyearbyen より北に、Pyramiden という炭坑と1000人規模の町を持っていたが、 1998 年に石炭採掘が終了して放棄されている。

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ロシア領を主張

“ВАС ПРИВЕТСТВУЕТ БАРЕНЦБУРГ”=Welcome to Barentsburg、山の上には“☆МИРУМИР!”=平和祈願

ロシア側では Trust Arktikugol 社が石炭採掘を行っている。ロシア最北西の都市 Murmansk から月1回、物資の輸送と労働者の交代があるそうだ。飲料水は、対岸の雪山から水を採取し、海底パイプライン(186m)で町に供給している。

Barentsburg は、(1943年9月)ドイツの Bismarck 級戦艦 Tirpitz と Scharnhorst と 駆逐艦9隻によって、海上からの艦砲射撃を受けて壊滅したが、1970〜80年代には完全に復興した。

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Spitsbergen 島最大の町;ロングイヤービエン(ノルウェー領)の港

入管なんぞ、ナイ

北緯74〜81度。極北にあるスバールバル Svalbard 諸島で唯一、人が住むスピッツベルゲン Spitsbergen 島は、ノルウェーとロシアが支配している。スバールバル諸島の中心地は、スピッツベルゲン島の(ノルウェー領)ロングイヤービエン Longyearbyen で、北緯78度12分、東経15度40分に位置する。

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ロングイヤービエンの商用地域

言うちゃ〜なんだが、ロシア領より近代的で空気も綺麗

Longyearbyen はノルウェー領で、スピッツベルゲン島最大の町。人口は約1400名。オスロやトロムソからの就航便がある。主産業は石炭発掘だが、生産量のほとんどを、スピッツベルゲン島で消費されている。

ロシアの炭坑の町同様、1970〜80年代に整備されている。ノルウェー領では、Store norsk spitsbergen kulkompani 社が石炭採掘を行っている(現在は第七抗のみ)。

Svalbardには白熊が生息している。Longyearbyen(ノルウェー領)から外へ出ると、白熊に遭遇する確率が高くなるため、必ず、トレッキング用の猟銃を持たなくてはならない(エスキモー犬のレンタルも有り)。

スバールバル諸島は、スヴァールバル条約により、調印国のロシア及びノルウェー国民の居住が認められている。 イヌイット(エスキモー)は居住していない。主産業は共に石炭だが、コストが合わないため、縮小している。条約により軍事基地はない。







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