《People's Republic of China / 中華人民共和国 〜 Democratic People's Republic of Korea / 朝鮮民主主義人民共和国》

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との国境
撮影場所:吉林省延辺朝鮮族自治州図們

遠くの橋は列車専用の《図們鉄道大橋》

《図們鉄道大橋》の「赤」塗装が中国側、「青」塗装が北朝鮮側。下を流れる川は国境を兼ねる「図們江」。下流では「鴨緑江」と名を変える。

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北朝鮮側の河川敷

北朝鮮の国境警備隊員風のヒト、一般庶民(?)らが、なにやら(多分小枝)拾い集め、袋に詰めて運んている。

北朝鮮は、国境地帯付近に約10万人にのぼる警備隊を駐留させている。一説には、国境警備隊員(兵士)らが、北朝鮮から脱出したいヒト、密輸出入業者らから、不正に現金を受け取り、「北朝鮮からの脱出を支援している」とのこと。

東亜日報・日本語版によると、2004年春頃から、北朝鮮当局は、中国との国境地帯(平安北道新義州から咸境北道穏城にかけての国境全体)に鉄条網を設置する準備作業に着手した。北朝鮮の東海岸・西海岸にはすでに、鉄さくが張り巡らされている。

また北朝鮮在住者(各級機関と個人)と北朝鮮在住外国人を対象に、2004年5月末頃から、携帯電話器の没収を始めている。携帯電話での通話では、北朝鮮保安機関の通信傍受が難しい。それゆえ韓国や中国との通話、国内での通話を防ぐ目的がある。携帯電話は主に中国製で、不法に持ち込まれたモノが多いようだ。

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北朝鮮の建物

河岸(北朝鮮南陽市)にはヒトの気配がほとんどしない中層ビルが建てられている。窓にガラスは、ほとんど入っていない。決まった時間に点灯し、決まった時間に消灯する、らしい。

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北朝鮮の風景

北朝鮮側の山には「木」がほとんどない、というか「禿げ山」状態になっている。見える限り、禿げ山。。。夏には草程度のものは生えるらしい。


中国国内の朝鮮族

中国側の吉林省延辺朝鮮族自治州に住む朝鮮人は、「1860〜70年に朝鮮半島北部を襲った大飢饉で同地に移住した人々の末裔」とされる。北朝鮮や韓国に住む親戚との交流も盛んらしい(朝鮮族の安食堂のオバサン談)。









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