《Kingdom of Morocco / Al-Mamlaka al-Maghribiya》

タジン、製作中
撮影場所:マラケシュ

円錐形の陶器は蓋。蓋の最上部には、小さな穴が開いている。水蒸気が出るまでは、紙など丸めて穴を閉じる。なお外に水分を含んだまま強火で炊くと、皿は割れます

「タジン」で使われる食材は、多種多様。一般的には羊肉か鶏肉。ラクダもある。ケフタ(肉団子)や魚類もある。

野菜の定番は、ジャガ芋、人参などの根野菜が中心。ここに季節の新鮮な豆(グリンピース、いんげん等)や野菜(ズッキーニ、カボチャ、オクラ等)を加える。丸ごとオリーブも加える。味付けは、トマトベースが多いが、塩+レモン、などいろいろ。いづれも秘伝の香辛料と香菜が味を引き立てる。

なおチュニジアでいう「タジン」は、チーズと卵、野菜の微塵切りを混ぜて、オーブンで焼いたもの。パイ皮に包んでオーブンで焼くのもある。








1999年4月のレート:1DH(ディルハム)=12.15円


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