《Kingdom of Morocco / Al-Mamlaka al-Maghribiya》

ケフタ(肉団子)と卵のタジン
撮影場所:ワルザザード近郊

Tajine de Kefta au oeuf:30DH

仕上げに卵でとじる。オリーブの味が強い

タジン Tajine:モロッコの「タジン」は、独特の土鍋(テラコッタ製の土鍋)にてつくった、モロッコの煮込み料理。どこでも食べられる家庭料理である。

分厚い土鍋の皿部分を水につけてから、好みの食材と、スパイス類(生姜粉、大蒜、胡椒、パプリカ、コリアンダー、イタリアンパセリ等)を入れ、円錐形の蓋をして弱火で「蒸し煮」する。水は加えない。

この土鍋は、加熱しても蓋の上部には小さい穴が開いているため、温度が比較的低い。加熱によって素材から蒸発した水蒸気は、蓋の上部で冷めて「水」になり、土鍋の皿部分に溜まるような構造になっている。

十分煮込まれると、この皿のまま提供される。モロッコの都市部では、圧力釜がかなり普及しており、ご家庭では「圧力釜で作ったタジン」=ココット、が一般的、みたいです。








1999年4月のレート:1DH(ディルハム)=12.15円


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