《Kingdom of Cambodia / Preahreacheanachakr Kampuchea》

カンボジア産コーヒー
撮影場所:プノンペン、屋台

カフェ・クマウ(左:ブラックコーヒー)
カフェ・タックドッコー(右:練乳入りコーヒー)

コクがあり、苦みが強い。エスプレッソのように濃く出すのがカンボジア及びベトナム式。香りは乏しいため、どちらこというとアイスコーヒー向き。練乳との愛称は抜群!

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抽出には30cm程もある「ネルフィルター」を使うのが一般的。まとめて抽出し、冷えにくい土鍋に保存する。コーヒー豆はカンボジア産。

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寸胴鍋にはお湯が沸いており、この上に珈琲入り土鍋を置くことで冷めない(サモワールのような使い方をする)。土鍋の上から冷めるのを防ぐため、熱湯入りのアルミ筒を置く。この熱湯は、コーヒーカップ(一般的にはガラスのコップ)を暖めるのに使う。



カンボジア産珈琲豆:フランスの植民地時代より、カンボジアの北東部(ラオスとベトナムに隣接する国境地帯)ラタナキリ地方やモンドキリ地方で栽培されている。アラビカ種ではなくロブスタ種という説もある。ベトナム産やラオス産の珈琲豆より安く取引されるが、ラタナキリ産のものは比較的高い。

コーヒーを愛飲するのは都市部の人々が多い。なおポルポト政権時代は、コーヒーを飲むことは出来なかった。








1998年12月→1米ドル=3,770リエル、1999年11月→1米ドル=3,780リエル、
2001年11月→1米ドル=3,950リエル


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