《Commonwealth of the Northern Mariana Islands;Saipan》
パンノキ(パンの木)
学名:Artocarpus altilis/属名Artocarpus、クワ科。英語ではBread Fruits 。Artocarpusはギリシア語で「パンの実」という意味。このパンノキの大きな実を焼く(加熱)とパンのようになることから名付けられた。ポリネシア・ミクロネシアなどの太平洋の島々、ボルネオ島などに自生している。
これら島々の島民は、加熱してそのまま食べたり、ココナッツミルクで煮込んだりして主食代わりにしている。ビタミンB群が豊富で味は蒸したジャガ芋風。パンノキは加熱前は、緑色の実であり、実の表面の白い粘性の樹液がなくなったころが収穫時。