《ラート・アーナーチャック・タイ/The Kingdom of Thailand》
(2006年:イサーン地方ウドンターニ県バンプー近郊、民家) イサーンの郷土料理:青パパイヤの劇辛サラダ イサーン(タイ東北地方)の郷土料理だが、今や、タイ全土に普及している和え物系サラダ。イサーンではカオニャオ(餅米)と一緒に食べるのが一般的。 青パパイヤは完熟していないものを使う。パパイヤの皮を剥き、包丁で実を短冊上に切り込みを入れてから削ぎ切り(ささがき)する。ミニトマトを適当に切る。メインの野菜はこれだけ。 クロック(木製のすり鉢)に、削ぎきりした青パパイヤ、乱切りしたミニトマトを入れ、調味料としてナンプラー、砂糖、ライム、味の素、隠し味として、プリッキーヌー(激辛の小唐辛子)、川海老(または川蟹、小魚糠漬、タガメ等)、煎って砕いたピーナッツ、ニンニクを入れて、擂り粉木で軽く潰しながら混ぜ合わせて出来上がり。生インゲンやキャベツ等の生野菜を出来上がりに添える。 とにかく辛い。冷たいビールを口に流し込むと、辛さは更に増す気がする。あんまし辛い時は、別添えの生野菜をかじると、辛さが中和される。 * (2002年:バンコク、カオサン通りの屋台、20B) * (2006年:チェンマイ、北部の郷土料理屋、20B) * 川蟹は塩漬けにされ(プゥーケム)調味料になる
2002年11月のレート;1バーツ=2.72円 2006年5月10日のレート;1バーツ=3.05円 |