《Islamic Republic of Afghanistan /ジョムフーリーイェ・エスラーミーイェ・アフガーネスターン》タリバン政権下@1998年8月中旬

チャイ
撮影場所:ヘラート

(撮影:オット)

チャイを飲む、タリバン兵

このタリバン兵は、パシュトゥン族ドゥラニ氏族出身。ヘラートで話されるペルシャ語は喋れないが片言の英語は理解できる。

ヘラートは、アフガニスタン西部の経済・文化の中心地で、隣国イランまで100km弱、アフガニスタンの首都カブールまでは東に640km、南部のカンダハルまで540km。隣国イランの影響を強く受けている

チャイはイラクと同じく、砂糖別添え、ミルクなし。


茶の語源

紀元350年頃、中国では茶の栽培を開始する。日本への伝来は9世紀前後。ヨーロッパへの伝播は1610年(オランダ、緑茶)が初めて…とされる。1721年にイギリスの東インド会社が紅茶の輸入権を独占。1839年にスリランカ、1924年に東アフリカで紅茶の栽培が始まった。

チャ系統:広東語(中国)
陸路、15世紀以前(大航海時代以前)に海路で伝播
日本/朝鮮語(茶)、ポルトガル語(cha)、ロシア語(chai)、ヒンディー/ウルドゥ語(caay)、ペルシャ語(chai)、アラビア語(shay)など

テー系統:福建語(中国)
オランダ・イギリス経由で茶を輸入、両国の植民地
オランダ語(thee)、英語(tea)、フランス語(thé)、イタリア語(té)、ドイツ語(tee)、スペイン語(té)、スリランカ語(they)、南インド諸国語(tey)など





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