《Kingdom of Cambodia / Preahreacheanachakr Kampuchea》

タイトル: ポンティア・コーン
(孵化寸前のアヒルの卵蒸し)
撮影場所:バッタンバン、屋台

ひよこぽい卵

孵化寸前のアヒルの卵蒸し

*

売っている風景

こ〜ゆ〜ふうに蒸しながら売っています

(炭焼きすることもあります)

*

「孵化寸前のアヒルの卵蒸し」は東南アジアで、よくみかけるたべもの。

産後2〜3週間のアヒルの有精卵を蒸す。

やや半熟〜固ゆでにして塩をかけて食べる。孵化日数を指定して買うことも出来る。3週間ものだと、殻をむくと成型したアヒルのひな鳥の頭、足、羽などが出てくる。しかしスプーンで簡単に切れる。口に入れると歯触りは軟らかいが、シャリシャリポリポリと軟骨のごとく音がする。

ベトナム南部〜カンボジアでは、スプーンでアヒルの卵の上部の殻を少し破り、まず卵の汁を少し飲む。汁はチキンスープに近い味。そしてライムや塩で味付けし、スプーンでアヒルの有精卵をほじくって食べる。時折、香草を口に入れ、口直しをする。

鶏の卵より濃厚な味で滋養強壮効果があるためか、夕方以降に売られることが多い。

ベトナム北部では、南部ほど孵化が進んだ卵は好まれず、ゆで卵に近い。注文すると店員は殻を割り、皿にあけて出してくれることが多い。









inserted by FC2 system