《India / Bharat》

パパル
撮影場所:ニューデリー

パパル

《パパル》

北インドでみかける。豆粉を練り、平たく伸ばして揚げたモノで味はない。
やや厚めかつ直径10cm程度のパパルは主にチャイ(ミルク紅茶)につけて食べる。薄く20cm位に伸ばして乾燥させて揚げたモノは、ターリー(定食)に添えられることが多い。

チャイ屋とパパル

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甘いタレを絡ましたパパル→お菓子


揚げ物

インドの街角では揚げ物屋をよく見かける。いわゆるスナック感覚の軽食だが、食事に準じたような重たいものが多い。揚げ物の味付けはマサラ味だが、使用する衣(小麦とか米粉)や油は、地域によって異なる。

ヒンドゥ教では、揚げ物は煮物より“油には穢れを清める力がある”という考えがあるらしい。保守的なヒンドゥ教徒が多い南インドでは、揚げ物屋が目立つ。お菓子類でも南インド発祥とされるものは揚げ物が多い。







ヒンドゥ教徒にとって食事は、自分の体を通して神へ食物を捧げる《宗教儀式》であり、自分の好き嫌いで食事をすることは出来ない・・・ことになっている。


1995年9月〜1998年2月時:1Indian Rupee(INR) =3.4〜3.7 円
2002年1月時:1INR =約2.9 円
2007年1月時:1INR =約2.7 円


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