《India / Bharat》

北インドの一般的なターリー(定食)
撮影場所:ニューデリー、他

北インドの一般的な非菜食ターリー(定食):12Rs

皿の左上には、チェットネ(チャッツネ、香辛料の入ったペースト)、皿の手前中央の小皿には、ダヒ(ヨーグルト)。皿の手前右下は、ウッピンカイ(極端に辛いマンゴウの若い果実のピクルス)が付く。写真のターリーは、チキン・カレー。チキンはほんのチョびっとしか入っていません。

ターリーとは「大皿/盆」の意味で、起源は西インド(グジャラート〜マハラシュトラ州)と言われ、西〜北〜東インドでは一般的な呼称。インド独特のワンプレートの“定食”。南インドでは《ミールス》と呼ぶ。私見だが、ターリーは総じて質素さを感じることが多い、かな。

ターリー/ミールスの、おかず類のお代わりは原則無料。カレーがなくなると、ボーイさんが継ぎ足しに来る。ご飯がなくなるとドバーッと追加してくれる。でもカレー以外のお総菜は、けっこう出し惜しみする。

北インド=パン文化圏ゆえ、チャパティのお代わりは無料(まはた格安)だが、ご飯のお代わりは、無料またはそれなりの値段を取られる。

高級店に行くと追加料を取られることも多い。また外国人光客の集まる所ならば、観光客のみに追加代金を毟り取ることも多々ある。確認のこと。テイクアウトは出来る。

北インドの一般的な、非菜食ターリー(定食):8 Rs

少々見た目が汚くても、「お客の多い食堂がおいしい」のは世界共通。長距離バスが停車する食堂は概ねハズレなし。日替わり又は時間替、特定曜日スペシャル定食などなどあり、同じ店でも変化に富んでいる。

非菜食者でも、肉類が入ったターリー(ミールス)は、原則的に夕方以降に食べるようだ。

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オリッサ州Puriの安食堂にて:20Rs








ヒンドゥ教徒にとって食事は、自分の体を通して神へ食物を捧げる《宗教儀式》であり、自分の好き嫌いで食事をすることは出来ない・・・ことになっている。


1995年9月〜1998年2月時:1Indian Rupee(INR) =3.4〜3.7 円
2002年1月時:1INR =約2.9 円
2007年1月時:1INR =約2.7 円

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