《Islamic Republic of Iran》

魚:シーア派では、教義上“ウロコのない魚と、その魚卵”は食べてはいけない。鱒とチョウザメ(キャビアの鮫ね)は、ウロコがあるので、食べることが出来る。

キャビア寿司
撮影場所:テヘラン、日本料理「瀬里奈」

キャビア寿司

長旅(アジア横断)をする放浪者の間では有名なキャビア寿司。

以前は「ご飯の軍艦巻き、キャビアのせ」だったそ〜だが、1997年は「酢メシの軍艦巻き、キャビアのせ」である。2個1セットでなんと約6$もむしり取る。キャビア独特の臭みもあり、シャリもしっかり握ってはいない。そ〜旨いモノではない…っつ〜かネタ。だがイランの米は、日本米に近くて懐かしい(遠い目)。

チョウザメは鱗がないとされているので、敬虔なムスリム人はチョウザメ及びキャビアは食べない。だが魚類専門家は、「チョウザメの尾鰭に鱗がある」との見解を発表した。

1983年夏、ホメイニ師は「チョウザメは食用可」の教令を出したため、今まで捨てていたチョウザメの肉も、徐々に消費され始めたそうだ。








1997年5〜6月の【闇レート】:1米ドル=4,500〜4,750 IRR(イラン リアル)
2007年11月の【闇レート】:1米ドル=9,800 IRR(イラン リアル)


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