《Kingdom of Nepal》

チベット族の地酒「トゥンバ」
撮影場所:カトマンドゥ

お酒

ネパールでは、チベット料理の食堂でしか見かけない、チベット族の地酒。

ヒエがてんもり入った、トゥンバと呼ばれる木製のカップ(木 or プラスチックストローが付いている)と、熱湯入り魔法瓶が出される。お湯を木のカップにたっぷり注いで、約3〜5分間待つ。樽の中から、プクプク音(発酵する音)が聞こえたら、出来上がり。ヒエ入りカップには、平均3〜4回の湯の継ぎ足しが出来て、酒を楽しむことが可能。

チベット族が一般的に飲む地酒は《チャン》という穀物類のお酒(ネパール語では“ジャール”と言う)。白ワインと日本酒を足したような味(やや酸味あり)で、出来の良いチャンにあたれば、ぐいぐい飲める。

ネパールで一般的な地酒は《ロキシ》といわれる米の蒸留酒(ネパール語では“ラクシ”、チベット語では“アラック”と言う)。またネパール国産のラム酒やウイスキー、ウォッカなどもある。








1997年4月/1998年11月時:1 NRs(Re) =2円
2003年12月時:1 NRs(Re) =1.5円


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