《Islamic Republic of Pakistan / Islami Jamahuria Pakistan》

さとうきび屋台
撮影場所:ペシャワール、屋台

皮むきしたサトウキビを“一口大に輪切りしたもの”。パキスタンでは、独特の“さとうきび輪切り専用ハサミ”で、皮むきしたサトウキビをテンポ良く切っていく。見ていて面白い。“輪切りサトウキビ”は、口の中に入れ、汁のみを吸う。カスはぺっぺと吐き出す。中央アジア文化圏で見かけるもの。

中国東部では、サトウキビを皮付きのまま売っていて、客は、その場で皮を剥かせ、そのサトウキビにカブリつく(汁のみを吸って、カスはぺっぺと吐き出す)。歯が丈夫でないと味わえないもの。インドを含む東南アジアでは、サトウキビは絞り機にかけてジュースにして出す。

パキスタンでは、サトウキビ(甘藷)の栽培が盛ん。サトウキビを精製すると、「砂糖」と「グル」という不純物入り密糖が出来る。グルは、お菓子製造で使うシロップや、発酵・蒸留させる酒(ラム酒)に転用する。








1997年04月のレート: 1 PKR =2.95 円
2000年10月のレート: 1 PKR=2.20 円
2002年01月のレート
1 PKR=2.41 円


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