《Syrian Arab Republic / Al Jumhuriyah al Arabiyah as Suriyah》

朝の食事:フール
撮影場所:ダマスカス

朝の食事の定番
ババガヌージュ写真上左)
フール(写真右と中央下)

ババガヌージュ:タヒーナ(白胡麻のペースト)に、粗めのペースト状になった焼き茄子や、玉葱の微塵切りが入ったもの。最後にオリーブ油と数個の茹でたひよこ豆をトッピングするのが一般的。シリアでは「香菜の微塵切り・茹でたヒヨコ豆・トマトの微塵切り・唐辛子粉・オリーブ油」がトッピングされており、混ぜて食べる。常温。

フール:タヒーナに、柔らかく茹でて潰したソラ豆を混ぜたもの。シリアの朝食の定番。真右上には茹でたヒヨコ豆が、写真中央下にはレンズ豆が入ったもの。温かい。

いづれも《ホブス》という丸くて平たいパン(写真右)を千切って、ホモスやフールをすくって食べる。

※Tehina / Hummus(Hummus bit-Tahina)

アラビア語正式名称は、Hummus bit-Tahina という。呼び方は地域によって異なる(Hummus / hummis / houmous / hommus / humus / Tehina など)。湾岸諸国〜シリア〜ヨルダン〜パレスチナ〜エジプト〜ギリシア〜トルコなど地域の料理を代表するペースト。主に前菜/副菜として出される。

茹でたホンムス(ひよこ豆)、Tahini(胡麻ペースト)、ヨーグルト、大蒜、クミン、レモン汁、塩、白/赤胡椒、水などを混ぜ、ペースト状にしたもの。皿に盛り、オリーブオイルを垂らす。野菜や肉、魚、パンなど、何につけて食べてもイケル!

ホブスを配達する、にーちゃん







1997年6月のレート:1米ドル=50 SYP(シリア ポンド)
2002年1月のレート:1米ドル(
=133.95 円)=51 SYP

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