《Syrian Arab Republic / Al Jumhuriyah al Arabiyah as Suriyah》

トルコ風煮込み料理
撮影場所:ダマスカス、安食堂

骨付き鶏の煮込みスープ:写真中央上
アラビア語でスープは《ショルバ》。骨付き鶏の煮込みスープをトルコでは、タブック・チョルバスと呼ぶ。塩と胡椒で味付けをする。鶏肉を頼むと高いが美味い。中央アジアでもパキスタンでもみかける。

炊き込みご飯:写真左上と中央
《ピラウ》という炊き込みご飯で、細い細い茶色のパスタ入り。コンソメスープ?+塩バター味で美味しい。ジャポニカ米を使っているため、食感は日本米。トルコでは《テルシェヒリイェリ・ピラウ 》と呼ばれるもの。

オクラとトマトの煮込みスープ:写真左
オクラスープは《パーミャ》。オクラは日本で売られているものより全長約2cm弱と小さいため、切らずに使うことが多いようだ。

ひよこ豆とトマトの煮込みスープ:写真右
豆スープは《ファスーリャ》

付け合わせ:写真下左
アラブ圏では《トルシー》、シリアではカビースという。アラブ版の酢漬け物(キュウリのピクルス・蕪の酢付け)で、生の赤蕪のスライスも付いてくる。

ホブス:写真下右
アラブパンのこと。

2人分で合計180 SYP 。鶏肉を付けなければ、合計100 SYP くらい。‥ 以上、ダマスカスに出稼ぎに来る《クルド人》御用達の味!

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店頭には大鍋に入った総菜が並ぶ








1997年6月のレート:1米ドル=50 SYP(シリア ポンド)
2002年1月のレート
:1米ドル(=133.95 円)=51 SYP


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