《Republic of Tunisia / アル=ジュムフーリーヤ・アッ=トゥーニスィーヤ

チュニジアは、激辛王国のひとつ

ハリサ
撮影場所:トズール、チュニジア料理屋“Diamanta”

はりさ

「ハリサ」はチュニジアの醤油・辛子味噌的なもので、“唐辛子・クミン・キャラウェイ・香菜(コリアンダー)・オリーブ油”を混ぜた調味料。
好みに応じて料理に加え食べる。ハリサの店によって味は異なる。主にトマト煮料理でよく使われるが、バター代わりにパンに塗って食べるのも美味しい。

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チュニジアの料理:地中海料理とベルベル人料理がメイン。チュニジアを支配した人々の料理(イスラーム料理・トルコ系料理・フランス系料理)更にレコンキスタで逃げてきた人々が持ち込んだスペイン系料理、パスタと新大陸の食材(唐辛子・ジャガ芋・トマト)が伝わった。これら料理が混ざり合っているのが、チュニジア料理、らしい。

調理に際して、オリーブ生産世界第4位のチュニジアでは、オリーブ油を多用する。味付けは、トマトベース(ニンニクと唐辛子少々入り)のものが多い。
チュニジアの醤油・唐辛子味噌ともいうべき「ハリサという“唐辛子・クミン・キャラウェイ・テブル(香菜=コリアンダー)・オリーブ油等”を混ぜた調味料を、好みに応じて料理に入れて食べる。ハリサは辛い! 

パンに、辛いハリサを塗って食べるのも一般的(写真左)。パンの甘さとハリサの風味豊かな辛さは、意外なほど合っている。







2000年5月のレート:1 TND =128.19 円
2001年9月のレート:1 TND =117.39 円
2002年1月のレート
:1米ドル(=133.95 円)=1.50 TND


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