《Republic of Tunisia / アル=ジュムフーリーヤ・アッ=トゥーニスィーヤ

魚のクスクス Cous Cous Poisson
撮影場所:マトマタ

肉のクスクス

クスクスは、マグレブ(北アフリカ)を代表する料理でベルベル人料理。

麦を蒸して粟状にしたもの=セモリナ粒《クスクス》の上に、《トマトベースのシチュー》をかけて食べる。主な具、は肉(羊・牛・鶏)や魚+ジャガ芋などの根野菜やピーマン+豆。

写真下のように、クスクス作りの鍋は2層式。
下段の鍋に《トマトベースのシチュー》を作り、煮込み中の蒸気を利用して上段の鍋で《クスクス》を蒸す。

クスクスつくり

クスクスの粒々は、世界最小のパスタ、と呼ばれる。パスタの上にかけるソース次第で、美味しさの感覚が劇的に変わる!たべもの。

ベルベル Berber 人

北アフリカ最古の先住民族。ベルベル諸国語(アフロ・アジア語族に属す)を話す人々の総称。主な居住地は、リビア〜アルジェリア〜マリ〜ニジェールのサハラ地方(トゥアレグ地方)と、モロッコ〜アルジェリアのアトラス地方。

ベルベルとは、古代ギリシア人が「異なる言語を話す民族」をさす《バルバロイ》が、ラテン語化した Barbar に由来するのが語源とされている(英語で野蛮人をさす barbarian の語源にもなっている)。つまり自称ではなく、他称。7世紀後半以降から、侵略者たるアラブ人によるアラブ化政策で、アラブ化が進んでいる。








2000年5月のレート:1 TND =128.19 円
2001年9月のレート:1 TND =117.39 円
2002年1月のレート
:1米ドル(=133.95 円)=1.50 TND(チュニジア ディナール)


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