《People's Republic of China / チベット》

小麦粉を使った料理:「モモ」というチベット風餃子(蒸餃子、水餃子)。「トゥクパ」というチベット風うどん、チベット風すいとん。ただし小麦粉はそんなに安いものではないので、一般的なもの、とは言い難い。

チベット風チーズ入り汁うどん「トゥクパ」
チベット風ミルク入り紅茶「ジャ・ンガァーモォ」
撮影場所:チベット自治区ラサ、光明商店食堂

トゥクパ(うどん)
ジャ・ンガァーモォ
(ミルク紅茶)

トゥクパ:チベット風チーズ入り汁うどん。チベット族の代表的な料理のひとつ。ラサの食堂では、肉(豚・牛・ヤクのいづれか)、チベタン・チーズ、ジャガ芋、大根など根野菜が少し、ネギ、ニンニク、生姜、山椒、などが入っている。トマトが入る店もある。基本的には野菜は、大根くずのみ、が多い。

食堂で食べる「トゥクパ」の麺は、丸麺・平麺、太麺・細麺などが色々あるが、コシはない(笑)。一般家庭やチベット寺院では、指で千切った《ちぎり麺》、《すいとん》が一般的のよう。 1杯2〜2.5元。

ひとつまみの塩を入れた水に、ガラ(骨)を細かく砕いたモノ、塩、香辛料を入れてスープをとる。別鍋で、肉と野菜を炒めて、スープと塩、チーズを加えて、ひと煮する。そこに湯がいていない麺片(ちぎり麺)を入れて、煮立てれば、トゥクパの出来上がり。チーズと麺から出る粉で、つゆは白濁している。麺からは澱粉質、チーズと肉からはタンパク質が摂取出来る。

ジャ・ンガァーモォ:チベット風のミルク紅茶で「甘め」。バターは入っていません。紅茶は、インド亜大陸産。スパイスがほとんど入っていないので、乳臭い。5角。








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