《Socialist Republic of Vietnam》

北部で代表的な麺が「フォー」: 米粉の切り麺で、麺幅はやや細めのうどんくらい。ベトナムでは「生麺」が主流である。フォーボータイは“朝麺”の代名詞。

フォーボータイ Pho Bo Thai
撮影場所:ハノイ
(ハノイ大教会近くの)地元民で大盛況の専門店

《フォー》は、米粉でつくった、うどんのような麺。麺は柔らかいがコシはある。
《ボー》は、牛肉+牛骨スープ
《タイ》は、熱々の麺の上に「生肉」をのせて、グラグラに煮えたスープをかけたもの。

薄いが大きな牛肉が何枚ものり、実に美味。牛肉にはほんのり赤みが残る。麺はシコシコ、口当たり良し。スープは絶品。油っこさは感じない。美味かったなぁ!しかも1杯2,800 VND(ベトナム ドン)と格安やで。

フォー横丁というべきフォーの専門店は、ハノイの《ハンザ市場》の北、チャンティー通りとハンボン通りの交差点にある。またハンザ市場の北にも美味しい店が多い。いづれにしろ地元民でごった返していれば、外れは少ない。何せ《フォー》は、ベトナム人にとって比較的高価な麺なので、その店選びの舌は厳しい。


2002年1月のレート《1米ドル=133.95 円》:1米ドル=15,118 VND(ベトナム ドン)


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