《Socialist Republic of Vietnam》
(魚の表面にある白い棒状のものは、鱗) 象耳魚は、学名を Osphronemus goramy といい、キノボリウオ科の淡水魚で、表皮は、灰地で黒の縞がはいっている(種類は多い)。主な生息地は、中国南部〜ベトナム、ラオス、タイのメコン川流域。マレーシア、ミャンマー、インドネシア、インド南西部、スリランカなどにも生息している。 体高が高く、象の耳に似た印象を受けるためこう呼ばれている(カー=魚、タイ=耳、トゥオン=象)。隊長は、50〜100cm以上に成長する大型魚。池を利用しての養殖が盛んに行われている。 “カータイトゥオン”は、ベトナム庶民に親しまれている伝統料理。味はカレイに煮ており、身は思いの外引き締まっている。鱗やヒレなどが香ばしい。魚の身と香草を、ライスペーパーに乗せて、くるんで食べる。つけタレは、ニョクマム(魚醤)に香草や砕いたピーナッツ等が入った甘辛ダレ。 レストランでは、写真のように、棒に挟んで立てて客に出すことが多い。
2002年1月のレート《1米ドル=133.95 円》:1米ドル=15,118 VND(ベトナム ドン)
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