《ラート・アーナーチャック・タイ/The Kingdom of Thailand》

南部のイスラーム教徒
撮影場所:南部クラビー近郊

(2001年10月撮影)

タイの南部には、イスラーム教徒が多い。タイ王国との同化を嫌うマレーシアとの国境付近の南部4県ほどではないが、ここクラビー周辺にも髪を様々なスカーフや帽子で覆った女性が少なくない。この辺りに住むイスラーム教徒の顔立ちは「マレー人」そのもの。

タイでは、国王が憲法10条により「国王は仏教徒であり且つ宗教の保護者」として宗教界の頂点に君臨する。また店舗には(王家に対して崇敬を払う旨)国王夫妻の写真を飾ることが慣習とされている。

イスラームでは偶像崇拝は禁止されており、国王の宗教界の頂点という考え方もそぐわない。






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