《ラート・アーナーチャック・タイ/The Kingdom of Thailand》
(2002年4月撮影) パダウン族のおばさん 首輪をつける習慣の由来ははっきりしない パダウン族(首長族)、自称;カイヤン族 ミャンマー東部に多く住むカレン族に属する。ミャンマー国内で起きている民族紛争で約7000人の人口のうち、約300人がタイのメーホンソーン県に難民として逃げてきた。 住み分けはしているものの、パウダン族(首長族)、カヨー族、カヤー族の3民族でひとつの村を形成している(言語は異なる)。タイ政府は、彼らの村を自立した難民キャンプとして見なしている。ミャンマーで「カヤ族自治州」を目指すKNPP(カレニ国民進歩党)が観光収入(入村料・1人250B)を管理している。 首や足の膝下に付けている真鍮は、螺旋状(spiral)の輪。重さは5キロ前後が一般的らしい。8歳頃から首に真鍮を付け始め、身体の成長にあわせて、真鍮を重くしていく。首に巻かれた真鍮は、鎖骨や胸郭を圧迫して押し下げているため、首が長く見える。なお真鍮は、自由にハズしたりしているそうだ。 後ろ姿 真鍮と肩が擦れ合わないように布を敷いている * 機織り 手首の輪は銀製
|