《 Bosnia and Herzegovina 》=BiH

ボスニア地方の旧家2
撮影場所:FD連邦、首都サラエボの旧市街

ボスニア古民居2

ボスニア地方の伝統的家屋の外観

外塀と家屋はくっついている。右側の木の扉が玄関にあたる。玄関(入り口)は小さく、質素なものが多い。しかし一歩中に入ると…

■Svrzo House(ボスニア伝統家屋博物館)
住所:Glodzina 6
開館時間:火〜土10:00〜15:00、日10:00〜13:00、月休み
入館料:2KM


ボスニア古民居中庭1

木の扉をくぐったところ

最初の庭。正面の家屋は「男性用」。1階は物置、2階は応接間。女性は、右側の小屋(おばさんがいるところ)の奥にある「内塀」をくぐる。

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男性用家屋と家族共用棟

男性用棟と、これにつながる家族共用棟の部屋。女性用家屋は右端にある(写真右端の屋根部分)。女性用家屋は独立しており、これらとはつながってはいない。

なお1階は物置になっている。

ボスニア古民居応接間

男性用家屋の応接間

窓は出窓になっていて、通りに面している。女性用家屋の応接間もつくりや装飾もほぼ同じだが、男性用家屋の応接間の方が豪華。男性達はこの部屋で車座になり、チャイやタバコを楽しんだ。どの部屋には小便専用の便所と、暖房用のストーブがある(下の写真)。

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ボスニア古民居2便所

各部屋にある小便専用の便所と暖房用ストーブ

ボスニアに住むモスレム人男性は、イスラームの教義にのっとって基本的には、しゃがんで小便をするため、立ちション用の便器は、新しい家屋ででしか見ることは出来ない。

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ボスニア古民居外廊下

家族共用棟2階から「男性家屋」を見る

家族共用の部屋の構造は、上記とほぼ同じ。ここには写真のような外廊下がある。写真左の矢印が、一番外の外壁になる。








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