《 中華人民共和国 》

▼行き方

「洪抗鎮」ホンコンツン から徒歩圏内。
「洪抗鎮」までは、廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスが「洪抗鎮」に止まることが多い。廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスは、経由地(ルート)が色々あるので、事前に確認が必要。他、近隣の町からのミニバスなどの便も多い。

▼「洪坑鎮」には46座の円楼がある。

客家円楼:如昇楼 ルーションロウ
撮影場所:福建省永定県洪坑鎮

小さ〜い円楼

如昇楼:3階建て、1重円の《内通廊式円楼》、部屋数は17間。
1901年から3年間を費やして完成させた。現在の楼主は、林一族の林高林さん。如昇楼は、数ある円楼のうち、最小級(直径17mほど)の規模で、永定県では最小の円楼。

なお最小の円楼は、南靖県南坑鎮新羅村「翠林楼」
高さ8m、直径約9m、部屋数は11間
http://www.fzen.com.cn/Fujian_w/news/fjqb/021011/4_4.html

階段は2カ所。この円楼は、石つくりの煉瓦にて垂直に4分割されている。これは火災がおきたとき、延焼を防ぐ役目を果たしている。ゆえに《走馬廊》は、4分割されている。

入り口から内部をみたところ

1階部分は各世帯の台所があり、祖堂は中心部に配置せず、入り口の正面に置いている(写真正面)。内部は「杉材」でつくられている。

台所部分の拡大

各々、火や水を使う台は使いやすいように設置している。

居住部分(2〜3階)

2階は《糧蔵》、3階は《寝室》になっている
(老人だけの世帯が多い)

写真左端は、石ブロックを積み上げたの垂直の壁が。これは延焼防止のための壁になっている。

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