《 中華人民共和国 》

▼行き方

「洪抗鎮」ホンコンツン から「古竹」下車。バイタクが便利。片道5元以内(2004年1月)。「洪抗鎮」までは、廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスが「洪抗鎮」に止まることが多い。廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスは、経由地(ルート)が色々あるので、事前に確認が必要。他、近隣の町からのミニバスなどの便も多い。

▼「洪坑鎮」には46座の円楼がある。

客家方楼:奎聚楼
撮影場所:福建省永定県洪坑鎮


奎聚楼:3階建ての中規模《内通廊式方楼》(写真左の色々な色のペイントがされた建物)。1834年に建築を開始し、5年後に完成した。大門をくぐると、中庭には立派な祖堂が立つ。梁には見事な彫刻類が施されていたが、文化大革命期(1966-1977)に“破壊”された。

ここの方楼は、各階の天井が非常に高い。通常3m程度だが、4mほどある。また大門から後ろにかけて、緩やかな坂になっている(斜面楼)。

窓を大きくするための大改修工事は、文化大革命以降。改修時、最初に建てたときの素材(土)を使わず、杉材を使ったため、写真のような《継ぎ接ぎの外観》になってしまった。

洪坑鎮の富豪、《林》3兄弟の、親族の家屋(19世紀、煙草の葉を刻む「煙刀」で財を成した)。現在この方楼に住んでいた住民の大半は、香港に移住した、とのこと。







2001年3月撮影


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