《Bulgaria / Република България》

リラ僧院 Рилски Манастир
撮影場所:リラ(Рила)

聖母誕生教会

写真左奥の塔は「フレリョ」の塔
(現存する最古の建物で1566年に建てられた)

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1833年の火災で焼失も再建された


10世紀、イワン・リルスキ僧は現在の僧院から数キロ離れたところに僧院を創設した。だがこの地域はビザンチン帝国の侵出により、この僧院は破壊されたため、廃院となった。

第二次ブルガリア帝国が創設されると14世紀、僧院は現在のリラに再建された。15世紀になると今度はオスマン帝国の侵出に伴い、再び破壊された。だが1566年、再々度蘇り、オスマン帝国の保護の下で、東方正教会の重要な僧院となる。各東方正教会(ギリシアやロシアなど)との交流も活発に行われた。

リラ僧院はブルガリア正教(東方正教会)の中心的な教会となり、リラ僧院はユネスコの世界的文化遺産に登録されている(1983年)。

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教会の回廊

Църква "Света Богородица"
(ツァルクワ・スヴェタ・ボゴロロディナ)=聖母誕生教会

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修復後、巨匠ゾクラフ兄弟らが無償で描いた


1834〜37年、聖母誕生教会(Църква Света Богородица)はネオビザンチン建築スタイルで 築かれた。教会内部には、金箔を被っている大きな聖壇(イコノスタス)と隙間なく描かれたフレスコ1200点で覆われている。






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