《Hellenic Republic》

セルジューク朝(トルコ)時代の城塞
撮影場所:東エーゲ海、ヒオス島

旧市街にある強固な城塞

1210年、トルコのセルジューク朝(1071〜1243)が築いた城塞都市。城壁に囲まれた中には多くの民家があり、現在も多くの人々が住んでいる。つづくオスマン帝国は、モスクの他、ハマムもつくられた。

1822年、ギリシア反乱軍はヒオス島沖合でオスマン帝国のトルコ艦隊を撃沈した。オスマン帝国はシオス島で大虐殺を行う(23,000名死亡、47,000名捕虜)

1827年のロンドン条約でギリシアは自治、1830年に独立する。だがヒオス島がギリシアの領土になったのは、1912〜13年のバルカン戦争のあと、であった。

オスマン帝国から去った現在、モスクやハマムは廃墟または倉庫になっている。

城塞は楕円形

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門出入り口

なんの変哲もない城門出入り口だが‥

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城門内

強固な城塞の門

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城門内

城門は“L字型”になっている

あまりにも強固につくられているので、城壁(厚さ5m以上)は簡単に壊すことができず、のちにつくられた(破壊してつくられた)“門”は一カ所しかない。

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強固な城塞の中の民家

古い民家は、直射日光が屋内に入らないよう工夫されている。

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城塞の中にあるハマム(廃墟)

部分的にアトリエ、物置として使われている








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