香港特別行政区

道風山基督教叢教会 ドウフォンサン ケイトッガウ チョンラム
撮影場所:香港、大圍または沙田

本堂(礼拝堂)

多角形の本堂は、青い屋根瓦や朱塗り柱を多用し「多宝塔」そのもの。

1931〜1939年、ノルウェーの宣教師 Johannes Prip-Moller(1889〜1943)が建てた教会。キリスト教というものに抵抗のあった、香港居民のために“親近感のある”明朝時代の中国伝統様式(中華様式)寺院風の本堂および諸施設を建てた。

礼拝堂内部

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屋根瓦に乗る“聖人”

イギリスの影響が強い香港では、総人口に対して、キリスト教徒が7〜10%いる。キリスト系の学校は、英語教育が充実しているため、人気が高い。

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「十字架」

本堂から100mほど離れた公園風のところに建つ
遠くの高層ビル群は「沙田」のもの

▼行き方
九広鉄路の「沙田駅」か「大圍駅」下車。
「大圍駅」下車の方がわかりやすい。改札を出て線路沿いの道(村南道/成金路)を「沙田」方面に歩くと、大埔公路(陸橋付き)という大きな通りに突き当たる。突き当たったら、右折。すぐ左折(陸橋をくぐる)。目の前の山を登る、道風山路で、これを登りつづければ、右側にある。目印は“教会物叢”。

途中大きな四差路がある。この四差路をそのまま直進すると右側に、“昇天屋 Ascension House ”の小さい看板が立っているので、この階段道を登るのが近道(昇天屋を通りすぎて更に登ると、本堂や十字架広場に行ける)。ただしずっと急な上り階段である。昇天屋の看板を無視して、車道をそのまま直進しつづければ、右側に大きな看板がでてくるので、右折。「大圍駅」から30分くらい。道風山路だけで20分くらい、計30分。

教会から「沙汰駅」へは、道風山路の途中にある大きな四差路(1カ所しかない)を、案内看板に従って、歩行者専用の山道を下る(20分くらい)。なかなかの景色が楽しめる。








2004年1月撮影

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