《イラン・イスラム共和国》

Masjed-e Sheykh Loft-ol-lah
撮影場所:エスファハン

Masjed-e Sheykh Loft-ol-lah

Masjed-e Sheykh Loft-ol-lah は、《エマーム広場》かつての「王の広場」に面し、Masjed-e Emam とともに、イランを代表する壮大なモスクで、アリ・カプ宮殿の正面に建つ。

サファビー朝(1501-1736)アッパース1世(在1588-1629)の命により、1601年に着工し、1618年に完成した。レバノンの著名な説教師シェイフ・ロトゥフォッラー氏を迎えるために造った“王族専用モスク”。王族専用のモスクなので、ミナレットはない。

ベージュを基調としたモスクで、小さな彩色タイルを組み合わせて図柄を造り出している。ドーム内に差し込む陽射しによって、タイルの色が変化するように見える。

アリ・カプ宮殿の裏のハラム(妻の居所)から、このモスクへは、地下通路でつながっている。








1997年5月撮影
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