《Republic of Tunisia / al Jumhuriya al Tunisia》
山麓につくられた「石木混構造住宅」 中庭は女性の憩いの場になっている 補強の木材は「ナツメ椰子」の木をつかう。石を積み、砂と粘土で固めただけなので、かまぼこ型屋根(丸天井)以外の「平屋根」の家屋は結構壊れやすい。だが、かまぼこ型屋根(丸天井)は、天井をつくる際に横に柱を渡す必要がなく、部屋は狭く手間はかかるが、堅固な建物である。石灰を塗った白い壁は、熱さを防ぐため。 * 家の出入り口 * 山岳ベルベル人の住居全景 撮影のために村まで行ったので、民家(石木混構造住宅)は勿論、靠崖式窰洞の所在はハッキリわかるが、山の下から見上げると、民家の色と山が同化してほとんどわからない。 かつては民家(石木混構造住宅)がなかった上に、窰洞の入り口には石を不規則に積んだ塀があったため、まるでわからないようになっている。ジャニニには、現在、約200名の住人が住んでいる。 タタウィン近郊には、約120カ所の山岳クサールがある、らしい。
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