《Republic of Tunisia / al Jumhuriya al Tunisia》

映画「スターウォーズ:エピソード1」のロケ地

ベルベル人のクサール《 Ksar Hedada 》
撮影場所:チュニジア、タタウィン

映画「スターウォーズ・エピソード1」の撮影で使われたクサール

「スターウォーズ・エピソード1」の映画撮影で使われたのは、タタゥインのクサール式ホテル Ksar Hedada で、設定は、ルークの故郷。

このホテルは現在営業していないが(廃業)、見学は自由に出来るため日中は観光客だらけ。撮影時に化粧直しをしたため、綺麗。しかも撮影に使った“生家”がそのまま残っている。

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“生家”

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玄関の上部分を円形にするため、段ボールで細工している



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タタゥインのクサール ksar

チュニジアでは、穀物などの食糧、油などを貯蔵するための ghorfa(倉庫)の集合体を、ksar と呼ぶ。一般には ghorfa(倉庫)の集合体 ksar は、2階建てが多いが、中には3〜4階建てのものもある。

かまぼこ型屋根(丸天井)は、天井をつくる際に横に柱を渡す必要がなく、部屋は狭く手間はかかるが、堅固な建物である。しかしクサールとなると重さに耐えられるよう、オリーブ等の木で補強する。

クサールは、ほとんどが共同の所有であるため、(部族)単位で管理。村人が交代で護衛している。春〜秋は、クサールの中庭で交易をおこなったり、お見合いを兼ねた宴、結婚式を行ったりする。

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