《 中華人民共和国 》

客家方楼:二宜楼
撮影場所:華安県仙都鎮大地村

4階の隠し廊下

二宜楼には、隠し廊下がある。廊下には外から(光が)見えないように工夫されている蝋燭立ての穴がある。外壁には、小円形の「銃眼」がある。

各ブロックの4階の部屋から廊下に出られるが、その出入り口には強固な扉とカギがあるため、他ブロックには容易に入られない。

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祖堂の彫刻、絵画

文化大革命での破壊も免れ、精密な彫刻と絵、極彩色の色づけが、ほぼ完全な形で残っている。祖堂は大門の正面にある。

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「大門」を閉めたところ

扉は内側に開くようになっている

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大地村(別名:土楼村)

大地村には「南陽楼」という同じ構造の中型の円楼がある(二宜楼の奥)。周囲は一見、赤茶色の禿げ山に見えるが、お茶の段々畑だらけである。ここは有名なお茶産地。茶の収入で潤っている村である。

▼行き方

から「仙都」行きの直行バスが出ている。約4時間。仙都鎮は小さい町だが、旅社が3軒ほどある(スーパーは2軒くらい)。一日中、市が立っていてなかなかの田舎風情が楽しめる。仙都鎮から二宣楼までは約4kmなので、バイタクが便利。帰りは、二宣楼から幹線に出れば、安渓〜華安などの大型バスが通るので、拾ってもらえる。







2004年1月撮影



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