《 中華人民共和国 》
銘石楼を横から撮影
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自力村に現存する9棟の「楼」のうち、もっとも華麗で精密な居楼が「銘石楼」で1925年の建築。建物の床面積も他の楼より広い。6階建て。1階は台所・食堂と客間、2〜4階は居間、5階は祖堂とテラス、6階は屋上だが六角形の休息場がある。
5階のテラス部分
突き出た円筒部分は「桃塔」と呼ばれ、楼の四隅にある。桃塔の床や壁には“銃眼”が開いており、有事の際はこれを利用した。また穴からは投石をするため、投石用の小石が用意されている。
屋上部分
「瞭望亭」とよばれる中国伝統様式の小房子(休憩場)