《 中華人民共和国 》

騰蛟村「南楼」
撮影場所:開平市赤坎鎮騰蛟村

「南楼」

匪賊対策のため潭江の河川敷に建てられた防護用の「更楼」である。

1912年、赤坎鎮騰蛟村の司徒一族が金を出し合って建てた。7階建て、高さ19m、専有面積は19平方メートル。鉄筋コンクリート製と強度の強い練り土で、非常に強固に造られた。7階には中国伝統様式の小房子(休憩所)がある。サーチライトの設備はない。

1945年、地元の司徒一族の7人の人がこの楼に立て籠もり(8泊9日)、日本軍と戦って戦死したという場所。塔の壁面は、日本軍が撃った砲弾によって、複数の穴が空いている

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江沢民政権は、南楼の近くには「反日」の展示館・日本軍と戦う司徒一族7名の像を建てた(1999年)。展示館と塔の入場には、料金が必要だが(敷地内の入場は可能)、観光客はほとんどおらず、係員のおっちゃんは、釣り竿数本を駆使して、川釣り中。

▼行き方
汽車站」から、6路バスに乗り「南楼」下車。

南楼と展示館の入場は、有料。







2004年1月撮影



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