《 中華人民共和国 》

明代様式のモスク《清真大寺》
撮影場所:吉林省、長春

礼拝堂(本堂)の奥に、「省心楼」と呼ばれるミナレット(塔)がある

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本堂

偶像崇拝を禁じているイスラームなので、基本模様は、草や幾何学模様。だが、明代の建築独特の犬(狐?)や龍などの動物が、屋根の庇付近に配置されている。

中国のイスラーム教徒の男性は《清真寺》、女性信者は、女性信者専用の《清真女寺》へ礼拝に行く。一日の礼拝は5回あるが、全ての礼拝をモスク《清真寺/清真女寺》で行う信者は少ない(礼拝はどこでやっても可のため)。

女性信者専用の《清真女寺》は《清真寺》の敷地内にあったり、少し離れたところにあったりする。《清真女寺》がない地域では、《清真寺》の礼拝所内をカーテンなどで仕切って使っている。

この清真寺(モスク)の近くに「清真女寺」は発見できなかったが、ある、とのこと。

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