《India / Bharat Ganarajya》
(1995年) ムサンマル・ブルジュ (囚われの塔)から アグラ城:1565〜73年、ムガル王朝の第3代アクバル皇帝によって、ヤムナー河の川岸に建てられた強固な城(要塞)。アクバル帝はアグラを首都と定めた。 全て赤砂岩で造られたため「レッド・フォート」とも呼ばれる。ムガル王朝の第5代皇帝シャー・ジャハーン(1592〜1666、在位1628〜1658)は、アグラ城を大規模に増改築をして、現在の姿になる。内部には、謁見の間、寝殿、白大理石で造られた大モスク(非公開)と、女官達のための小モスクと王室用の小モスクなどがある。 シャー・ジャハーンは、息子アウラングゼーブによるクーデターで、このアグラ城に幽閉された。アウラングゼーブはムガル王朝の第6代皇帝即位(1618〜1707、在位1658〜1707)、首都をデリーに移し、アグラ城の外郭に濠が造られた。 シャー・ジャハーンは1666年、幽閉されていたまま死去した(74歳)。
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