《India / Bharat Ganarajya》
旧市街のサルダルマーケットから「砦」をみる 砦からジョードプルの街を見渡すと、旧市街の家の多くは青色に塗られているため(特に砦近くの家)、独特の景色が広がり、不思議な感じである。→「青い町」 * Ajit Singh 内部はいくつかの宮殿から構成されており、一部は博物館として見学ができる。またある一画には、藩主末裔がまだ住んでいる、らしい。 ハヴェリーが素晴らしい * (1994年秋、撮影) 部屋の内部 一部が美術館になっており、かつての藩主や王妃らの部屋や、調度品や衣類、武器、宝剣、絵などをみることが出来る。保存状態は良いとは言えないが、修復の予定はある、という。
- - - - - - - - - - - - - - - - - ジョードプルは、タール砂漠の東に位置している。 1459年、Rao Jodha(Ramaの末裔と称す)が、ジョードプルの約120mの丘の頂に堅固なメヘランガル砦を築く。ジョードプルは、マールワール王国 Marwar の首都としての城塞都市に発展する。ジョードプルを囲む城壁は10km。西部の山賊らの侵攻に脅かされ続けたが、陥落することはなかった。 マールワール王国(藩国)は、新制インドが藩王国制度を廃止するまで、存続した。ジョードプルの藩主(ガジュ・シング2世陛下)は、市街地から北に約3kmにある、築約50年程の「新王宮」に一家で住んでおり、一部は「高級ホテル」として解放している。 城壁に囲まれた旧市街の家は、青く塗られたものが多いため、この町は「青い町」と呼ばれる。
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