《India / Bharat Ganarajya》
ブロックを積んだのではなく、岩塊を掘削してつくった 大叙事詩「マハーバーラタ」がモチーフ 海岸から約400m内陸の花崗岩塊に「5つのラタ」は掘削され、岩彫寺院が完成された。だがやがて経済・商業の中心地は他の地へ移り、長い年月放置されて砂中へ埋まっていたが、19世紀に発掘される。 タミル映画の撮影をしていた‥ * マドラスから南へ67km。コロマンデル海岸沿いにママラプラムがある。今はなんもない寒村だが、かつては海洋貿易で繁栄した当地No.1の港湾都市だったらしい。 南インドの東海岸地方を支配した、タミル系パッラヴァ朝(3世紀後半〜893)はヒンドゥ教の王朝であったため、ナラシンハヴァルマン王(在位630〜68、諸説あり)や続く王は、ママラプラムに色々な様式のヒンドゥ寺院群をつくった。 花崗岩塊を掘削してつくった岩彫寺院(5つのラタ=パーンチャ・ラタ)、洞窟状に彫り込んだ石窟寺院(パンチャパーンダパ・マンダパ窟など)、石を積んで作り上げた寺院(7世紀後半の海岸寺院 Shore Temple)、花崗岩塊にレリーフを彫り込んだもの(アルジュナの苦行など)、などが現存している。
当日の俳優さん
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