（1997年）

旧市街は強固な城壁に囲まれている。旧市街を囲む城壁には、かつて５つの門があったが、1962年9月の革命により北イエメン共和国政府が成立すると、都市の再開発により城壁の一部が取り壊され、唯一イエメン門だけが残った。

1997年当時、城壁はかなり痛んでおり、西側＝新市街（タハリール広場）方面の城壁の外にあるワジ（涸れ河）は、舗装道路をつくるための工事が開始されていた。