《Republic of Yemen / al-Jumhuriya al-Yamaniya》

首都サナアは、人が住む町の中では、現存する世界最古の町といわれている。

イエメン伝統建築
撮影場所:首都サナア旧市街(貴族階級が住む一画)

(2004年)

旧市街に立ち並ぶ家屋

最上階はマフラージとよばれる客間。またサナアの旧市街の住宅では、高層階の住居部分の部屋に、半円型のステンドガラス入りの窓(カマリア窓)がはめられている。

写真の一画は、貴族階級に属する富裕層が住む一画。ただし現在その家族らは、生活に便利な新市街に引っ越し、賃貸ししている家(例えばホテル等)も少なくない。いづれにしろ、手入れも行き届いた一画である。

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モスクのミナレット

旧市街にはめちゃめちゃモスクがあり「64のミナレットを持つ町」とも呼ばれる。一発目のアザーンは3時半頃。子供のアザーン、オヤジのアザーンなどあるが、ほとんどのモスクが一斉にやり出すので、その音や凄まじい。このアザーン攻撃が15分間ほど続く。二発目のアザーンは5時半頃。これまた凄まじい音である。

だが3泊ほどすればこのアザーン攻撃にも慣れ、起きずに済む。ま、個人差ありますけど。

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(2004年)

玄関に大きな井戸がある
(珍しい)








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