《Republic of Yemen / al-Jumhuriya al-Yamaniya》

山岳都市シャハラ
撮影場所:シャハラ

村の家々と貯水池

(2004年)

シャハラは標高3000mにある

この村には複数の貯水池があり、そのお陰で、度重なるオスマン帝国の侵攻を防ぐ事ができた(17〜19世紀頃)。日本の無償資金協力(1997/98 JICA)水道整備計画で上水道が引かれたため、現在は生活用水として使われている。イエメンでは水汲みは女性の仕事である。

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村の家々と貯水池

(2004年)

家の内部

写真の家は民家を改築したホテルで、3階が応接間になっている。宿泊する部屋も同じ構造、1泊10ドル程度(2食付き)

お家の1階部分

1階玄関入ったとこ

家の1階は物置小屋または家畜小屋

これはトイレ

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イマームの館

1962年革命では監獄として使われた

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シャハラ村の全景

シャハラはこんなとこにある

(ガキが座っている管が上水道管)


山岳民族は、絶え間ない部族抗争から身と財産を守るため、出来るだけ切り立った岩山の頂に、4〜5階建ての強固な家屋を十数〜数十軒単位で建てて集落を形成している。集落と集落の行き来は、一旦、山を下り、ワディ(涸れ河、山岳地帯では涸れ谷)をわたり、険しい岩山を登らなくてはならない。そのため「のろし」を使った伝達法も普及している。

もめ事の原因のほとんどが、農地・水源をめぐるもの。







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