《Republic of Maldives / Dhivehi Raajjeyge Jumhooriyyaa》

タイトル:首都マーレの魚市場
撮影場所:首都マーレ

モルジブは、国教を《イスラーム》と定めているだけあって、イスラームの教徒だらけ、である。モルジブの男性は、女性を外出させたがらないため、買い物も男性が担う。よって魚市場は《男だらけ》となる。

魚市場は漁港の目の前にあり、獲れた魚は魚市場の(タイル貼りの)床に並べられる。仲買人と客が商談を行い、魚が売られていく。


買った魚は、尾びれをビニール紐でくくり、ぶら下げて持ち帰る。


魚の調理場

魚の調理場は、魚市場内の両横にある。ここでは客が買った魚(主にカツオ)を持ち込み、2枚おろし、3枚おろし、などにサバイてもらう。写真左の3名の男性は客で、順番待ち中。足下には、サバイてもらいたい魚が並べてある。



モルジブは、インド洋にある群島の国。モルジブの経済は、水産業と観光産業を基盤としている、というかこれしかない。首都マーレは、マーレ島にあり、島内一周は1時間程度。人口の過密度は世界屈指。だが、イスラームの戒律を厳格に守っている国なので、昼間、女性が歩く姿を見ることは、ほとんどない。

漁業で輸出している魚の主力は、マグロとカツオ。モルジブで一般的に食べられている魚は、カツオと鯖。特にカツオは、日本でいうところの《カツオ節》のように加工してダシを取ったり、カツオをカレーの具にしたり、と様々な料理法がある。だが近年、漁獲量は低迷している、ようだ。

モルジブの男性は、インドでは《ルンギー》と呼ばれる1枚の布状の腰巻きを愛用している。靴は、ビーサン(ビーチサンダル)。











inserted by FC2 system