《Kingdom of Nepal》

タイトル:沙羅双樹の葉の皿
撮影場所:パタン

ヒンドゥ教の浄/不浄の概念に基づく「食器」

数枚の葉を重ね合わせ、葉脈で縫い、食物を入れる皿を作る

沙羅双樹の葉の皿は、都会でもヒンドゥ教の祭祀の時になど、現在も頻繁に使われている。特に葬祭など、不浄な行事では欠かせない。農村部では現在も現役で使われている。

沙羅双樹 sala/sal は、仏陀が入滅の時に横たわった樹でもある。樹は大きな節がなく、30mにもおよび丈夫なため、寺院建築に使われる。沙羅双樹から取れる樹脂は、薫煙 dhuna/sarja-rasa としてヒンドゥ教の儀礼に欠かせない。


これはインドで撮影したもの











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