《People's Republic of China》

タイトル:羊の解体
撮影場所:寧夏回族自治区、固原近郊

生きた羊を解体する場所

生きた羊をここで捌く
裁き手はイスラームを信仰する回族

イスラームの教義に乗っ取り、羊の首を鋭利なナイフで切り裂いて絶命させる。具体的には、屠殺する羊を地面に横たえ、食道〜気管〜首の血管を鋭いナイフで切断する。この時、羊に過度な苦痛を与えないために、羊の頭部を切り離さないようにする。切断の際、"Bismillah Allah-u-Akbar"と唱えなければならない。

(1)羊の後ろ足を縛り吊す


(2)足に切れ目を入れて、頭部まで全て一気に羊毛を剥きとる。首の上部のところで、皮を剥かれた頭部も切り取る


(3)切り取った頭部、羊毛を「依頼主」に渡す。頭部は食用に、羊毛は専門のなめし業者に依頼して、加工してもらう


(4)肛門から胸元まで一気に切り裂き、肛門から臓物を取り出す。腸は客の意向を確認した上で、屠殺を担当する者が「腸を扱う専門業者」に売る。専門業者は腸を洗浄・塩漬け加工し、これを市場等で売る。これはソーセージなどの加工に使われる。


(5)臓物を覆っていた“網”で胴体を覆い、終了
このまましばらく放置して血抜きをする


モンゴル族の羊の屠殺方法

モンゴル族は大地を神聖化しているため、大地を血で汚すことを極力避ける。そのため羊の屠殺は、任命された者だけが行う。そしてある一定の時期に集中して行い、その肉は干し肉にして保存する。

屠殺方法は、イスラム教徒のものと異なる。まず羊の足を縛り、横倒しにする。刀(モンゴル刀)で、羊の下腹部を裂いたと同時に、そこに手を突っ込んで「心臓」付近の大動脈をねじり切って、絶命させる。







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