《Republic of Yemen / al-Jumhuriya al-Yamaniya》

なんでも屋(萬屋)
撮影場所:北部サーダ、旧市街

(1997年)

サーダはサウジアラビアとの国境近くの町。同じイスラーム教徒でもこちらは《シーア派ザイディ派》の本拠地である。有力部族 houthi 族という。

北部の中でもこの地域は特に部族の力が強く、中央の権限は届きにくい地域であり、中央から分離独立を考えているため、イエメン政府軍とシーア派民兵組織との小競り合いが絶えない。

この商店には、工具や食品、雑貨の他、銃弾・薬莢なんかが普通に売っていた。

※サーダ郊外にはデカイ「武器市場」→木曜日に開催されるスーク・テルフがあり、自動小銃〜対空砲なんかも売っていた。戦車は注文があれば入手可、とのことだった(1997年8月)。







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