《Republic of Yemen / al-Jumhuriya al-Yamaniya》
(2004年) コップは「空き缶」であった 紅茶はイエメンでもっともよく飲まれている。 イエメンでは、砂糖入り紅茶は《アハマル》=赤、と呼ばれる。サナアなどではミントの葉入りのアハマルもあって、これはうまい(…が甘い)。 ミルク入り紅茶は《ハリーブ》と呼ばれる。ミルクといっても、糖尿病まっしぐらのコンデンスミルク(練乳)と更に砂糖を入れたもの。地元民は、ホブスとか堅い雑穀パン《ケダム》を浸して食べたりする。 いづれも1杯10YR程度。 ベット兼長椅子《セリール》はデーツの葉でつくった紐を使い、格子状に編んだもの。紅海地方(ティハマ)独特のものである。
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