《India / Bharat Ganarajya》
アラビア海 コーチンは大まかに3つの地区に分かれている。旧市街はフォート・コーチン地区。ここの北の沿岸には、名物にもなっている中国の古式漁法;チェイニーズ・フィッシング・ネット(手動上下式魚網)がある。 フォート・コーチンには、インド最古の聖フランシス教会(1503年)があり、礼拝堂内にバスコ・ダ・ガマの墓石が残る。ポルトガル人街(500年前〜)、ユダヤ人街(今も住んでいる)・シナゴークなどがある。 コーチンは昔からの交易の町。現在も重要な国際港である。 * 巨大網をひきあげるところ 四つ手の網を海中に沈め、5分〜半日ほど経ってから網を引き上げる。ネットの中に魚が迷いこんでくるのを待つ。石鯛やカマスみたいなのが獲れる他、鮫もかかる。 夜間用にネットの上に電灯を付け、夜間はこの電灯で魚を誘き寄せたり、撒き餌をしたりする。 * かかった魚を網ですくい取る 「元」の時代、中国の貿易商が、この漁法を伝えたと言われる。“チャイニーズ”と名付けている。本場の福建省アモイでも見ることができる。 |