《India / Bharat Ganarajya》

タール砂漠 Thar Desert
撮影場所:ラジャスターン州ジャイサルメール郊外

ラクダ使いのオヤジと、ひとこぶラクダ
インドのラクダは、でかい

かつては、シルクロードの中継地として、ジャイサルメールなどが栄えた。だが20世紀に入ると、エジプトのスエズ運河の開通で海上航路が開拓され、インドとパキスタンの分離により道路の遮断。砂漠の中の要塞都市ジャイサルメールは衰退した。

現在はジャイサルメールを拠点として、タール砂漠のキャメル・サファリを楽しめる。タール砂漠のオアシスでは音楽師の村もあり、要所では音楽師の演奏を聴くことができる。

タール砂漠の砂は黄金色ゆえ、夕暮れともなると格別の美しさ。

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■タール砂漠 Thar Desert

別名:クレート・インディアン砂漠。インド北西部からパキスタン東部に広がる砂漠(650km×360km)で、大部分は土漠だが、写真のような砂丘もある。

■ひとこぶラクダ

体長は2m前後、体重は450〜650kg程度。毛の色は、白、褐色など。乾燥して暑い地域に生息しているため、体毛は短いが、頭〜首と尾の毛はやや長め。中国西部(パミール高原より西)〜アフリカに生息。特に多く生息するのは、インド、エチオピア、ケニア、スーダン、モーリタニア。

インドではラクダは平均4万円程度(性別・年齢・健康状態などで左右される)。荷物運搬、乳利用が主である。

※高級繊維素材として抽出されるのは、中国西部の厳しい自然環境で生活するふたこぶラクダ。軽くて保温性が高く柔らかい風合いを持つ。




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